この前友人と話していて気づいたのですが、他の家庭と比べて我が家では缶詰をあまり買いません。
友人の間では備蓄食というと缶詰で、ちょっと一品足りない時とか、
お酒のおつまみに缶詰を出すなんていう習慣があるようですが、私の場合はそれは冷凍食品が常温おつまみです。
スーパーに行くときも缶詰コーナーはほぼスルーで、
缶詰=災害時の備えorビールを買ったらおまけについてくるもの、というイメージが私の中にあります。
つまりすすんでは買わないのです。
なんで缶詰文化が我が家にないのだろうと考えたときに、思い当たる節がありました。
それは我が家の猫です。
うちの猫は缶詰をポコっと開ける音を聞きつけると、おやつがもらえると思ってにゃーにゃー大騒ぎになります。
特におやつ=缶詰と決めているわけでもなく、むしろパウチやドライフードのほうが多いのですが、
以前に缶詰をもらって美味しかった記憶を抱えているのです。
そんなわけで、我が家でたまたまあった人間用の缶詰をオープンすると、
猫がにゃーにゃー騒いでうるさいので根負けして仕方なくパウチのおやつを与えるというのがお約束です。
猫が寝ていても缶詰の音を聞きつけるとすかさず起きてきておねだりです。
結局うちの猫の場合、缶詰におやつが入っているというより、缶詰の音がしたら騒ぐ→おやつがもらえるということを学んでしまっているのです。
その結果、人間用の缶詰を食べるときは猫にバレないようにお風呂場に移動して、
シャワーの音でカモフラージュして開けたり工夫が必要です。
つまり、人間が缶詰一つ食べるためだけに猫に気を使ってそんなことをしないといけなくて、
結局面倒なのでいつしか缶詰を買わなくなっていたわけです。
理由がわかってすっきりしました。
もちろん猫には満足するだけのパウチのおやつは普段から与えてるんですよ。